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土壌汚染による健康被害で近畿地方環境事務所に要請 和歌山「語る会」で4人入党! 

2007年02月08日

 午前中、日本テルペン化学工場跡地(神戸市中央区)の有害物質に汚染された土壌が原因で発生したと見られる周辺住民の健康被害の問題で、環境省近畿地方環境事務所(大阪市)に要請。堀内照文参院兵庫選挙区予定候補、だんの太一神戸市議、わたなべ和代兵庫県議予定候補と一緒でした。

photo 要請内容は、工場跡地にマンションを建設する予定の丸紅、工場解体・汚染土壌除去・マンション建設工事を請け負った鹿島、神戸市に対し、@正確な健康被害調査をおこなうよう指導する、A健康被害を訴える住民が経済的負担なく医療が受けられるよう対応させるなど5項目(全文は後日掲載します)。

photo 私から、1月30日の現地調査の内容も踏まえて要請内容の趣旨を説明。次いで、だんの市議が、日本共産党がおこなった住民健康被害調査の結果、事業者、神戸市、専門家による各環境調査報告書など豊富な資料も示しながら現地の状況をていねいに説明、亡くなった方や失明した方もいることが数日前にわかるなど、調査すればするほど被害は深刻だ報告しました。堀内、わたなべ両氏からは、健康だった小3女児が入院したこと、住民の多くは大震災の被災者で工場隣の公営住宅しか住居を選択できなかったことを訴えました。各氏の訴えを聞きながら、住民の苦難解決を立党の精神とする日本共産党の原点を見る思いがしました。

 対応してくれた同事務所の野田好和環境対策課長は、日本共産党から要請を受けることとなり、2日前に現地を尋ね、神戸市と丸紅・鹿島の担当者から説明を受けたことを紹介。「いま話を聞いて、住民の方は非常に深刻だとよくわかった。いただいた資料と聞いたことを整理して本省に伝える。今後注目していきたい」とのことでした。

 環境省の出先機関が早速現場に出かけたことは、この間の私たちのとりくみの第一歩の成果です。その点では近畿地方環境事務所の姿勢を評価したい。ただ、神戸市と事業者の声しか聞いていないのはいただけません。「工事と健康被害の因果関係はない」とする事業者の言い分だけを聞いて、現に苦しんでいる住民の声を聞かないのでは、いったいどういう立場で環境行政を進めているのかが問われることになります。土壌汚染が、悪臭だけでなく、健康被害にまで及んだ例は「全国的にもはじめてではないか」(野田課長)というのなら、それこそ専門家を含む体制もとって本格的な調査に乗り出すべきです。そういう大きな構えの運動にしていかねばと決意をあらたにしました。

photo 昼、天王寺から特急「くろしお」に乗りこみ、車中でお弁当を食べながら和歌山市へ。まずは有功(いさお)地域の小集会。ここは5期20年間、県議を務めてこられた“和歌山の肝っ玉母さん”村岡キミ子さんの地元。ご近所の方がたくさん集ってくれました。村岡さんは今回勇退され、おくむらのり子さんにバトンを引き継ぎます。村岡キミ子さんは元日赤の看護師、おくむらのり子さんは元生協病院の総婦長。まさにうってつけの後継者です。南畑さち代和歌山市議も参加して、障害者自立支援法、介護保険、確定申告、「森づくり税」、産婦人科閉鎖についてのご意見から、コミュニティバスのご要望まで活発な意見交換となりました。こういう膝を突き合わせての小集会は要求関心がよくわかっていいですね。

photo 続いて、ふじい健太郎県議、後みつる市議とともに和歌山市内3カ所で街頭演説。ふじい県議は、12月の知事選挙で日本共産党の推薦した泉敏孝さんが前回の1.5倍の得票を得たことへのお礼と4年間の自らの実績を紹介。私は、柳沢大臣発言で不正常になった国会の正常化に果たした日本共産党の役割、貧困と格差、憲法と平和、政治とカネの問題で15分の演説。通行人が足を止め、客待ちのタクシードライバーが窓を開けて聞いてくれました。知事選以降、和歌山での日本共産党への注目と期待が高まっている感じがします。

 夜は、わたなべ忠弘前和歌山市議の選挙事務所で「山下よしきと語る会」。10人あまりの方が参加してくれました。私から自民党政治と真正面から対決する日本共産党の立場をお話したあとQ&A。びっくりしました。最近入党された方が、昨年1月におこなわれた日本共産党第24回党大会決定を熟読されたうえで、疑問に感じたことをメモにもとづいてつぎつぎ質問されるのです。

 「共産党が公務員削減や遊星民営化に反対するのはなぜか?」「テロ国家である北朝鮮にどういう対応をするのか?」「天皇制打倒という言葉はいまは使わないのか?」「宮崎知事選挙で共産党推薦候補の得票はなぜあんなに少なかったのか?」「共産党というとソ連や北朝鮮と同じと思っている人が多いのではないか?」…。入党したからこその質問でしょう。知人に党支持を訴えたときに出された意見もあるといいます。ものすごく前向きで真剣なご質問です。私もひとつひとつ一生懸命答えました。参加者全員が集中して聴いてくれました。そして最後に、「共産党に入ってよかったこと」(HP「原点山下よしき」をご参照ください)をお話し、ぜひ日本共産党に入ってほしいと訴えました。

 大阪に帰る電車の中で携帯電話が鳴りました。わたなべ前市議からです。「ありがとうございました。いま3人の方が入党申し込み書にサインしてくれました。あと何人か明日書いてもってきてくれます」とのこと。やった!うれしい!元気出るなあ。こちらこそありがとうございました。(翌日お1人が入党してくれたそうです!)



 

 

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