午前中、党大阪府委員会で会議。昨日の大演説会は、参加の規模、内容ともに大きく成功しました。政治的な熱気が高まっているいまこそ、�@選挙勝利に必要な草の根での諸活動をやりきる、�A「しんぶん赤旗」読者で少なくとも前回時をこえる陣地を築き、すべての党支部で新しい党員を迎えて選挙をたたかう、ことを不退転の決意でがんばりぬこうと意思統一しました。

　お昼、近畿ブロック事務所で、神戸市中央区の化学工場跡地の土壌汚染、健康被害問題で打ち合わせ。急遽８日に環境省近畿環境事務所にこの問題で要請をおこなうことにしたのです。要請内容の確認をしました。

　午後は、大阪市淀川区で活動。宮島ただし府会予定候補、てらど月美市会予定候補と一緒に、まずは歴史ある三国商店街で対話とスポット宣伝。「景気回復は大企業だけ。商店街には回ってこない」「ＣＤもほしいけど買えんというお年寄りが増えた」「酒のディスカウントショップは、酒屋の仕入れ値より安い値段で売ってる」など、日本経済と国民生活の実態がよく分かる対話となりました。

　続いて、１０名の不当解雇撤回・職場復帰を求めてたたかっているＪＭＩＵ関西金属工業支部のセンターを訪問し激励。昨年９月には大阪地裁本裁判にて「解雇無効・地位確認」を認める全面勝利を勝ち取り、現在、高裁裁判長の斡旋による和解協議が大詰めとなっています。「地域の支援があったから一人の脱落者もなくがんばれました」「関金のたたかいが地域の私たちを勇気付けてくれました」とエールの交換。いいですね、この連帯感。ぜひとも職場復帰を！

　さらに、淀川東淀川労連の事務所を訪問し、個人請負の形をとった偽装請負の是正を求めてたたかっているビクターアフターサービスの仲間を激励。全教大阪市教の支部事務所を表敬訪問し、改悪教育基本法の現場への押し付けを許さず、子どもと教育を守る問題で懇談。子どもの荒れ、親のストレスを、一身に受け止めなければならない教師の苦労、教師と教育予算を増やさずに「がんばれ」と教師のお尻をたたく教育行政の貧困がよく分かりました。先日、ＮＨＫの「クローズアップ現代」で、こころの病気になる教師が増えていていること、それは普通のまじめな教師であることが紹介されていましたが、教師の数を増やすことは喫緊の課題です。

　夜、お正月に亡くなった（きょう聞いてびっくり！）党淀川東淀川地区事務所の隣のＨさん宅を訪ね、仏前で手を合わせました。９０歳近くになっても「月美さんとよしきさんが当選するまではあの世へ行けん」「選挙と選挙の間が天王山」が口癖だったＨさん。寂しくなりましたが、Ｈさんに喜んでいただける報告ができるよう奮闘したいと思います。

　きょう最後は淀川民商の書き上げ班会でごあいさつ。民商のみなさんは、不当な税金の徴収を許さず、中小業者の営業を守るために、毎年この時期、確定申告書を集団で書き上げ集団で税務署に提出する運動にとりくんでいます。いまが一番忙しいときです。私からは、安倍首相が今年の秋以降に消費税増税をもくろんでいること、いま庶民増税、大企業減税で貧困と格差に追い討ちをかけることは許されないことを訴え、二大選挙での前進を誓いました。

　以上、きょうは午後から８０人の人と直接対話し握手することができました。「しんぶん赤旗」読者も２人増えました。よく考えぬかれた活動計画に感謝です。なんとしても勝ち抜きましょう。