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大阪の青年たちに講演 滋賀で市田書記局長を迎えて大演説会

2007年02月04日

 午前中、大阪の青年たちに40分の講演(日本民主青年同盟大阪府委員会代表者会議)。青年の願いを踏みにじる自民党政治の3つの異常(@過去の戦争への無反省、Aあまりにひどいアメリカいいなり、B極端な大企業中心主義)と真正面から対決し、情勢を前向きに動かしてきた日本共産党の役割について、できるだけやさしい言葉でおはなししました。

photo 「貧困と格差」の問題で紹介したのが、日本の最低賃金の低さです。全国平均で1時間当たり673円(大阪は712円)、1日8時間働いても月額11万5千円にしかなりません。ヨーロッパ主要国をみると、フランス17万7千円、ベルギー18万円、オランダ、イギリス18万5千円、ルクセンブルク21万9千円で、日本の1.5倍から1.9倍となっています(いずれも購買力平価)。日本は先進国のなかで文字通りの「最低賃金」なのです。

 その一方で、世界一高いのが学費です。日本の大学の初年度学生納付金は、私立で130.5万円、国立で81.7万円にもなります。国際比較すると、アメリカ州立50万円、イギリス国立22.9万円、フランス国立1.9万円、ドイツ州立1.8万円、フィンランド国立0円、デンマーク国立0円で、日本の学費がダントツの世界一だとわかります。

 こうした数字を読み上げると、青年たちから「へーっ!?」と驚きの声が上がりました。このままでは“日本に生まれたというだけで不幸だ”となってしまいます。「人間らしく働きくらしたい」「お金の心配なく学びたい」という青年の切実な願いをかかげ、「最賃は上げよ、学費は下げよ」の大運動を起こそう、とよびかけました。伝わったかなあ…

 午後は、滋賀県で市田忠義書記局長を迎えての演説会。1200人もの方が参加してくださり第二会場までいっぱいになりました。すごい。坪田いくお参院滋賀選挙区予定候補、森しげき、ふしきみちよ、西川ひとし、高野ゆり、谷本よしひろ、山内よしお、辻よしのりの各県議予定候補とともに決意表明させていただきました。

photo 市田さんは、国政とともに、一連の中間選挙での日本共産党の躍進、知事選挙で自民・民主・公明・社民の「オール与党」が長年すすめてきたムダづかいと県民いじめの政治に対し、県民の審判が下されたことなど滋賀県政での“政治の流れの変化”をうきぼりにしました。そのうえで、いま県議会で自民党が先頭に立って新幹線新駅建設で猛烈な巻き返しに出ているなか、実際は推進の立場の民主党、だんまりの公明党、「中止」といえない社民党など、県政での各党の立場を紹介。県民の下した審判を本当に県政に反映させるには、「ムダを削ってくらしにまわせ」「新幹線新駅は必要ない」と県民とともに、揺らぐことなくがんばってきた日本共産党が県議会でもっともっと大きくなるしかないのではないか、と問いかけました。

 非常に説得力があり、かつ攻勢的な論立てです。そして“人情政治家”市田さんならではの味のある演説でした。入党の呼びかけも、これまでの“綱引きの綱にそっと手を添えていただくだけでも”から“スタンドからの応援だけでなく、グランドに立ってどうか一緒にプレイしてほしい。ホームランを打たなくてもいい。三振でもいい。振り逃げもありますから”とバージョンアップされていました。この訴えもいいなあ。

 会場出口で市田さんと並んでお礼の握手。その後、若い女性が迷っているようだったので、「ぜひ一緒にやりましょうよ」と声をかけると、「その笑顔で迫られると弱いなあ〜」と入党申し込み書にサインしてくれました。うれしいですね。というわけで、大成功だった滋賀の演説会。まずは県議選での議席増めざし、心ひとつにがんばりたいと思います。

※   ※   ※

 後日いただいた大阪の青年たちの感想を紹介します。

 「めちゃ大事な憲法9条を守っていきたい。学費も日本だけがめちゃ高いから、もっと下げてほしい。今回の選挙でなんとしてでも、日本共産党に勝利してほしいと心から思った」(女性・学生)

 「ホワイトカラー・エグゼンプションを“過労死促進法案”といっていたところにすばらしく感動しました!!いただきま〜す。“自分たちは憲法9条を掲げている国に住んでいるのだ”“自分たちにしか9条を守る運動はできないのだ”という自覚を持って、民青に入ってない友達にも広げていきたい」(男性・地域)

 「箕面の滝についての話題は、身近に感じました。たくさんの税金を費やし、はじめから赤字がわかっているなんて、『水と緑の健康都市』といっておきながら、緑の伐採。本当に許せません」(女性・地域)
 
 「本当に久しぶりに、いま日本の社会や政治がどうなっているのかを聞くことができました。大増税、教基法、憲法改悪など、ほっておいたらえらいことになるなと思いました。毎日の仕事にだけ目がいって、そのなかで自分のリフレッシュだけに走っていると、物言わない=いまの政治を黙していることになるということを実感した。世界的にみたら民青や日本共産党の運動が世界的なものであり、大切やということも分かりました。ガンバロウ!!」(女性・職場)

 ちゃんと伝わってました!青年たちの受け止める力に乾杯!!

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