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和歌山で国道の安全調査、「トマト工場」の視察

2007年02月01日

photo 午前、和歌山市内を走る国道24号線の安全対策で現地調査。四ヶ郷(しかごう)地区の歩道の狭さは半端ではありませんでした。車椅子を押してみるとご覧のとおり危ない危ない。ここが小学生、中学生の通学路になっているというのですから、日本の道路がいかに車優先でつくられてきたかよく解ります。

photo 国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所の担当者と現地で合流。その場で危険箇所を指摘し改善を要請しました。「歩道の幅は最低2m必要。ここは問題ありと認識しています。これから調査したい」とのことでした。

 ただ、その昔参勤交代にも使われていたという古い街道なので、国道には住家が張り付いていて、歩道の拡幅は簡単ではなさそう。自治会やPTAなど地域住民と行政が一緒に知恵を出し合い、解決策を探ることが鍵のように思います。調査には、くにしげ秀明参院和歌山選挙区予定候補、藤井健太郎県議、後みつる市議、地元党支部、生協病院職員などたくさんの方が参加してくれました。

photo 午後、和歌山市加太にあるカゴメとオリックスが出資してつくったトマト菜園「加太菜園」を視察。5.2haの巨大なガラス温室の温度・湿度・冠水はすべてコンピュータ制御。土を使わない「養液栽培」でトマトの樹は15mも育ちます。畔柳浩社長にハウス内を案内してもらいましたが、「菜園」というよりまるで「工場」という感じ。

photo 和歌山県は、この菜園を誘致するために、関西空港土取跡地「コスモパーク加太」に約20億円かけて土地を造成。土地所有者の県土地開発公社から県が1u当たり560円で借り、加太菜園に100円という破格で貸し付けています。そのうえ、企業立地促進奨励金8450万円、雇用奨励金150万円の大盤振る舞いも。

photo ところが、地元採用の正社員はわずか5人にとどまっています。他に準社員(契約期間1年、8時間勤務)、協力社員(同10ヶ月、5時間勤務)が200人あまり採用されていますが、とても若者たちに自立した生活を保障できる賃金にはなりません。多額の税金を使って企業を誘致するやり方が、はたして雇用創出にどれだけの効果をもたらすのか、深く考えさせられました。

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