兵庫県の後援会総会に出席しあいさつ。中村まさひろ県議団長から「この前の尼崎の話はみんな喜んでたよ」と声をかけていただきました。うれしいことです。すぐに退席し、明日からはじまる赤穂市長選挙の応援へ。
赤穂市政には2つの問題があります。ひとつは、駅前開発に80億円も注ぎながらわずか3年半で破たんしたこと。3セク方式で建てられた商業ビルをのぞくと、テナントは入らず、駐車場もガラガラでした。いまの市長は「5年で黒字にする」と公約していたのになんの責任もとろうとしない。それどころか5億3千万円で購入したホテル用地を、自分の後援者に2億で売却したというから驚きです。これでは市の財政を立て直し、市民の暮らしを守る仕事はできません。
ふたつめは、おとなり上郡(かみごおり)町との合併を強引にすすめようとしていること。公共料金の値上げが予想され、”赤穂浪士”で全国に知られた街の顔が変わってしまいます。日本共産党は、市民に何のメリットもない合併には反対です。少なくとも、市民の声に耳を傾け「住民投票」で決めるべきです。
市民のくらしと赤穂の将来に重大な影響を与える2つの問題を、市民に諮らずにすすめていいのか――日本共産党はこの立場から市長選挙に、村阪さよかずさんを党公認で擁立してたたかいます。急な擁立でしたが、いっしょに宣伝カーで演説していると、車から手を振ってくれる人が多い。やはり市民の多くは、審判の機会を待っていたようです。