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よしきからあなたへ

人間ドラマの連続に涙。いい会議でした。

2007年01月06日

 1月4日〜6日、党本部で第3回中央委員会総会と全国都道府県委員長・地区委員長会議が行われました。正月早々、全国から500人の幹部が集まって会議をするのははじめて。二大選挙になんとしても勝利する並々ならぬ決意の表れです。

 私も参加しましたが、いい会議でした。志位委員長の報告は、国民に党を語るうえで大きな力となるものでした。たとえば、イラク戦争の破たんや北朝鮮による核実験に対する国際社会の対応をとらえて、「どんな超大国でも軍事の力だけで世界を支配することはできない」「21世紀の世界は軍事ではなく、外交こそが重要な意味をもつ時代となっている」と喝破し、「こうした世界の現状にてらしても、軍事同盟強化に熱中し、恒久平和主義という理想を先駆的に体現した日本国憲法第九条を捨てさることが、いかに世界の流れに逆行するかは明らか」と説いた部分は、自民、民主、公明による改憲策動に立ち向かう日本共産党の真価を攻勢的に語る力を与えてくれます。

 また、「貧困と社会的格差の新たな広がり」が一大社会問題になっているときに、「庶民から吸い上げ、大企業にばらまく『逆立ち』税制で、貧困と格差に追い討ちをかけることが許されるのか」と問いかけたくだりは、まさに国民多数の気持ちを代弁した説得力をもちます。街頭演説などに大いに生かしたい。

 全国の県委員長・地区委員長の皆さんの討論は、人間ドラマの連続で、何度も熱いものがこみ上げました。どんな困難があっても不屈性を発揮して前進をつくっている経験、「最後の十円玉」でかけてきた「助けてください」との電話から生活保護が受けられるようになるまで援助するなど、あったかい人間の連帯の精神を発揮した活動…。

 こんなに人間を大事にし、個人と集団が矛盾なく一体に成長・前進できる政党は他にありません。この党の底力が発揮されるなら勝てない選挙はない、そう確信することができました。

 同時に、比例予定候補としての活動も、こうした地区委員会や支部の活動があってこそ成立することをあらためて感じました。兵庫県但馬地区では、昨年7月に私と堀内照文選挙区予定候補が公立病院の病院長を訪問した際、深刻な医師不足について「1病院1自治体ではどうにもならない問題。政治がとりくんでほしい」と懇願されたことがきっかけで、地域あげての医師確保運動が大きくとりくまれています。村岡地区委員長は、住民の1割から署名を集めたこと、地域の党支部の高齢党員の方が毎日毎日歩いて一人で1000筆集めたことを報告してくれました。よく考えて候補者の活動を計画してくれ、そこで生まれた芽を、その後、支部や党員が総出で育て、花を開かせようと奮闘されている様子にうれしくて涙がこぼれました。

 選挙で候補者が必死にがんばるのは当たり前です。しかし、候補者のがんばりだけでは選挙は勝てません。3日間の会議で、候補者も、機関も支部も党員も、心ひとつに二大選挙に挑む決意がみなぎったことはとても大きいことです。全国の皆さんとともに、なんとしても勝ち抜くために自らの役目を果たしたいと思います。


 

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