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生野天王寺、東大阪の地区党会議であいさつ

2006年12月04日

 和歌山から大阪に戻り、生野天王寺地区委員会、東大阪地区委員会の地区党会議(1年に1回開く日本共産党の地区組織の最高機関です)を駆け巡りあいさつ。代議員の皆さんと、来年の二大選挙(東大阪は9月の市議選もあるので3大選挙)への奮闘を誓い合いました。以下、東大阪でのあいさつ大要です。

※  ※  ※

 参院比例代表候補の山下よしきです。大阪選挙区の宮本たけし候補ともどもよろしくお願いします。(拍手)東大阪市長選挙勝利、府議補欠選挙勝利と、東大阪の皆さんが、“政治の流れの変化”を象徴する快挙を2度も成し遂げられたことに心より敬意を表します。皆さんとともに、来年の府議選、参院選、市議選の3大選挙での勝利めざして奮闘する決意です

photo 先日、「たけしのTVタックル」という番組を観ておりました。宮本たけしと違いますよ。(笑い)ビートたけしです。そしたら、番組終了間際にビートたけしさんがこう言ってました。「日本の政治は、自民党対共産党の対決だと思う。だっていちばん違うんだもん」。(「へえー」の声)これはいいこと言ってくれたと、翌朝の街頭宣伝からこればっかり言ってます。(笑い)

 「自民党対共産党の対決」。そのとおりだと思います。たとえば、歴史問題・靖国問題でも、歴史の事実をふまえた志位委員長の質問に、安倍首相がはじめて、「国策を誤り」「侵略と植民地支配」にすすんだことを「反省し謝罪」した村山談話を全面的に認めました。それが、5年ぶりの日中首脳会談、日韓首脳会談へとつながりました。

 平和と外交の問題でも、北朝鮮の核実験に際して、「国際社会が一致して、平和的・外交的に解決を」という日本共産党の提案が、国会決議にそのまま盛り込まれ、国連決議とも響きあい、6カ国協議の再開という形で実を結びました。

 くらしの問題はどうか。先日私は、松下プラズマ尼崎工場に、吉井英勝衆院議員といっしょに調査に入りました。私たちが、「ここで働く請負労働者は何人ですか?」と聞くと、「把握しておりません」という答えでした。ひどいでしょ。まるで部品や材料扱いです。私たちの側から数字を示すとようやく認めました。「ここで働く正社員は300人、請負労働者は800人です」と。(どよめき)

 直後、国会で市田書記局長が、「大企業の生産現場で、非人間的な派遣・請負労働が大規模に拡がっていることを異常だと思わないか」と安倍首相に質問しました。首相は、「ワーキングプアを前提とした生産になっているとしたら大問題だと思います」と答えた。非常に重要な答弁です。だって「前提」になってるんですから。正社員300人に対し請負労働者800人というのは。彼らがいなければ大企業の生産は成り立たない。それが「大問題だ」と首相が言うのなら、ただしてもらわなければなりません。(うなづき)

 その後すぐ、うれしいニュースが飛び込んできました。徳島の日亜化学工業という青色発行ダイオードを発明・生産している有名な企業が、そこで働く請負労働者1600人全員を、12月1日から直接雇用すると発表しました。(拍手)青年労働者の勇気ある告発と、日本共産党の国会論戦が力となって、日本の社会を動かしはじめました。この成果と到達点を、社会全体に拡げたいと思います。

 こうした日本共産党が果たしている役割を、どれだけたくさんの人に知ってもらうかが大事です。私たちが、視野をうんと広げて、垣根を越えて、対話することが大事だと思うんです。私はいま、宗教者の方々との対話に力を入れています。

 先日、ある神社の宮司さんを訪ねました。天皇とも親交があり、ときどきメールの交換をしているという方でしたが、世界平和の問題、青年雇用の問題で対話が弾んで、党の政策にえらく感心してくれ、「同志を得た思いです」といわれました。天皇のお友達から「同志」といわれたのははじめてのことです。(笑い)

photo また、立派な大聖堂のあるカトリックの教会の神父さんは、「いまの政治家はどうしてあの戦争はまちがいだったとはっきり言わないのか?共産党がいちばんまともだ」といってくれました。いまのお話をニュースで紹介してもいいですか?と聞くと、「どうぞ、どうぞ。まちがったことはいってませんから。ただし、それで教会に居れなくなったら、共産党に入れてくださいよ」(笑い)

 いま、保守といわれる方々の中にも、日本の社会や政治のありようを憂い、自分になにができるか真剣に考え、行動を始めている方がたくさんいらっしゃいます。そういう方にとって、日本共産党の綱領や日本改革の方針は、ものすごく新鮮に受け止めていただけると感じています。

 すべての支部が、年内に支部主催の演説会を開き、すべての党員と後援会員が、対話に足を踏み出せば、必ず来年の連続する選挙戦で勝利できると思います。私も候補者としてその先頭に立つことをお誓いし、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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