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医師不足問題で政府交渉 命のかかった一歩も退けない交渉でした

2006年11月27日

 「そんなぬるい話では但馬に帰られん!」(安治川敏明・豊岡市議)、「いまの話では遺族に報告できない!」(宮本次郎・奈良県議予定候補)

 きびしい声が響きました。27日、深刻な医師不足問題で、近畿各府県の代表とともに上京し政府交渉を行いました。要求の柱は二つです。

photo ひとつは、命の重さに地域格差があってはならない、ということ。兵庫県但馬地域では、現在9カ所ある公立病院を「集約化」し、5病院でベッド数削減、3カ所を診療所化する計画に、住民の不安が高まっています。京都府北部や滋賀県でも「集約化」のうごきがあります。「道路事情がよくなった」「ベッドが空いている病院もある」など総務省の机上の論に、即座に「峠を越えて40キロ離れた病院に行かねばならなくなる」(森脇徹・高島市議)、「50床ある黒字病院が病床ゼロにされる」(藤原敏信・朝来市議)と事実を突きつけ反論。住民の一割にあたる1万7千の「公立病院に医師確保を」の署名(但馬)を積み上げました。

 もうひとつは、どこでも安心して赤ちゃんが産める社会にしなければならない、ということ。出産中に容態が急変した女性が19病院から搬送を断られて亡くなった奈良県は、総合周産期母子医療センターがない8県のひとつ。集中治療が必要な妊婦の約4割が県外に搬送されています。「総合センター設置のためには、医師8人、看護師60人の増員が必要」(田中美智子・奈良県議)との支援要請に、厚労省は「つかんでなかった。県に確認したい」となんとも頼りない回答。「国の責任で解決する気があるのか!」と怒りが爆発しました。

photo 文字通り“命のかかった”一歩も退けない交渉でした。近畿の皆さんと要求実現までトコトンがんばりたいと思います。

 交渉には、石井いく子、こくた恵二、吉井英勝各衆院議員、井上さとし参院議員、近畿の参院選挙区予定候補や地方議員の皆さんなど総勢30数名が参加してくれました。

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