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政府・与党の暴挙が、国民の怒りに火をつけた!大阪府民集会に7500人 日中は大阪西区で活動

2006年11月16日

photo 政府・与党の暴挙が、国民のたたかいに火をつけたようです。本日午後、与党は、衆院本会議で、教育基本法改悪法案の採決を強行しました。昨日の委員会での強行採決に続き、まさに”毒食らわば皿まで”式の暴走です。この事態を受けて、大阪・扇町公園で開催された「許すな!憲法・教育基本法改悪、大増税!くらし、平和守る11・16府民大集会」には、7500人の参加者が集まりました!

 私は日本共産党を代表して連帯のあいさつ。「よーし!」「そうだ!」などのかけ声がビンビン返ってきて、暴挙への怒りと断固廃案に追い込むつよい決意を全身で感じました。安倍首相!そして、自民、公明の諸君!これからの国民のたたかい、反対世論の高揚をかつ目してみよ!

 以下、集会でのあいさつを紹介します。

 日本共産党の山下よしきです。自民・公明は、昨日の委員会に続き、本日の衆院本会議でも、与党単独で、教育基本法改悪法案の採決を強行しました。集会参加者の皆さんとともに、満身の怒りを込めて糾弾したいと思います。(「オー」の声)

 いま東京では、野党が共同して、講義の街頭宣伝をおこなっています。(「よーし」の声)そもそも、公聴会を開く前に採決の日程を決めるというのは、国民の声に”聞く耳を持たない”という態度に他なりません。(「そうだ」の声)また、与党は、「審議はつくされた」というが、審議はまったくつくされておりません。

 第一に、法案提出者の資格にかかわる問題についてであります。日本共産党は、「やらせ質問」、未履修問題などで、政府・文部科学省が関わっていたことを示す資料を提出し、徹底審議を求めました。しかし、これらすべてに”ほおかむり”したままの強行採決となりました。「やらせ質問」問題にほおかむりをして、どうして子どもたちに「道徳」を語ることができるでしょうか。(「できない」の声)

 第二に、教育が現に直面している切実な問題についてであります。いじめによる子どもの自殺が相次いでいます。12日には大阪富田林の女子中学生が家族あての遺書を残して自殺しました。胸が痛みます。

 日本共産党は、子どもたちを競争においたて、いわゆる「できる子」「できない子」にふるい分けるやり方が、子どもたちの心を傷つけ、いじめをはじめ「教育の荒廃」をつくりだしているのではないか。教育基本法改悪は、事態をいっそう悪化させるのではないか、と問題の根源を提起しました。

 しかし、政府は、何の見識もなければ、打開策も示すことができなかったのであります。子どもと教育が現に直面している切実な問題で、真剣な議論もなく、打開の方策も示せないまま、教育の根本法である教育基本法に手をつけるなど、絶対に許されるのものではありません。(「そうだ」の声)子どもたちの“命がけのシグナル”を無視し、踏みにじる国会であってはなりません。(「そのとおり」の声)

 第三に、法案そのものの問題点であります。日本共産党は、前国会の論戦で、政府の改悪案が、憲法に反する二つの問題点を持つことを明らかにしてきました。ひとつ、国家が「愛国心」を強制することは、憲法19条に反する。ふたつ、国家が教育内容に無制限に介入することは、教育の自由と自主性を保障した憲法に反する、ということです。そのことが、9月21日の東京地裁の判決で裏付けられました。東京都での「日の丸・君が代」の無法な強制が、憲法19条、教育基本法10条に反するという画期的判決が下されました。この司法の判決もふまえた論議も、国会として尽くすべきであります。しかし、その審議はまさに”これから”という段階でした。
 
 以上、三つの問題で、審議はまったくつくされていないといわなければなりません。にもかかわらず、与党は、国民の前でつくすべき審議を無理やり断ち切った。憲法に準ずる法案を、子どもたちの未来にかかわる法案を、こんなやり方で通すことは断じて許されるものではありません。(「そうだ」の声)

photo  たたかいはこれからであります。与党がこういう暴挙に出たのは、彼らが追いつめられてきた結果であります。9日、「教育基本法の改悪許すな」の訴えが大阪の300を超える駅で響きわたりました。3500人もの人が参加しました。こうした私たちのたたかいが、国会のたたかいとも結びついて、彼らを追いつめている。そのことに確信を持って、この悪法の強行成立を阻止するために、ありとあらゆる知恵と力をつくそうではありませんか。ともに奮闘する決意を述べてあいさつとします。(「よーし」の声と大きな拍手)

                 ※   ※   ※

photo きょうは午前、午後と大阪市西区で活動。西区は、いまマンション建設ラッシュ。若い層と、高齢者層の両方が新住民として入居し、人口が増えています。過去10回市会候補として奮闘された尊敬する和田豊さん、そのあとを受け、市会予定候補としてがんばっている好青年、幸田ひできさんと一緒に、区内の経済団体、医療関係者、自治会関係者、宗教者を訪問しました。

photo 突然の訪問に、「共産党がなんの用事でっか?」と驚いた様子の先方も、国民のくらしの実態や政府の社会保障きりすてで対話が弾み、「(公明党の年金)100年安心プランがいちばん悪い。野党にもがんばってもらわな」などと本音を語ってくれました。やっぱり、垣根を越えて、保守・無党派の方々と対話することが大事ですね。

photo 訪問対話のあと、幸田さんと大型宣伝カーで街宣。教育基本法改悪法案の強行採決に怒りを込めて抗議。

photo その後、カフェミローのホールをお借りして小集会。「90歳の叔母から介護ベッドと車椅子が取り上げられた」「80歳を超えて、朝起きてすっと立てたら、はーよかった、と思う。貯金を崩しながらの生活で長生きが恐い」など、高齢者の深刻な生活実態が語られました。世界第二の経済大国で長生きを喜べないとはなんたる政治か!!!税金の使い方、集め方の、根本からの転換が必要です。

 

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