世界が大きく動いています。米議会中間選挙でブッシュ大統領の与党・共和党が大敗しました。イラク戦争に対する批判が最大の敗因だといわれています。片や、中米ニカラグアの大統領選挙では、左派・サンディニスタ民族解放戦線党のオルテガ元大統領が16年ぶりに返り咲きました。アメリカの干渉をはね返し、自主的な国づくりをすすめる南米の変革のうねりは、中米にも広がっています。

　オルテガ氏当選の報に、22年前のことを思い出しました。当時、アメリカの干渉とたたかうニカラグア青年への連帯集会が日本の各地で開催され、大阪にもサンディニスタ青年同盟の代表がやってきました。民青同盟の北河内地区委員長だった私は、森之宮ピロティホールで行われた集会で、ニカラグアの青年代表を肩車で担ぎ満員のホールに入場しました。言葉は通じなくとも、太平洋を挟んで自主独立の国づくりをすすめる互いの熱い思いは十分感じあったものです。

　小柄で軽かった彼も、きっと元気で新しい国づくりの再スタートを喜んでいることでしょう。あの時覚えたスペイン語を贈ります。ノー・パサラン！（奴らを通すな）
　

　きょうは大阪市生野区で活動。生野生活と健康を守る会（小林初代会長）の事務所をお借りしての小集会には、高齢の方を中心に30人も集まってくれました（写真上）。怒りを呼んだのが、高齢者に対する負担増計画。大阪市内の、65歳、ひとり暮らし、年金月20万円の方の場合、税金と各種保険料の負担がどうなるか？04年に年間9万円だったのが、今年06年22万円になり、再来年08年には35万円にもなることを紹介すると、「へー！」と驚きの声が上がりました。ぜったいにストップさせなければなりません。どうかお元気で、お年寄りが大事にされる世の中をつくるために、日本共産党にお力をお貸しくださいね。

　その後、柴山のぼる党生野天王寺地区委員長（府会予定候補）、山岡あけみ市会予定候補とともに街頭宣伝をおこないました。