三洋電機が滋賀工場の生産ラインを閉鎖し、生産を群馬県の東京製作所に移管する問題で、三洋電機本社(大阪府守口市）に「生産を継続し、雇用の確保を」と申し入れを行いました。森しげき滋賀県議、節木みち子大津市議(県議予定候補）、佐々木しょういち大津市議予定候補も一緒でした。

　９月に発表された計画では、滋賀工場の労働者７００人のうち約３５０人が東京製作所への移動を命ぜられます。残りの多くの労働者もどうなるか未定です。労働者からは、｢移動を命じられると辞めざるをえなくなる。これは実質首切りだ」「人を移動させるよりも、モノを滋賀へ移動させ、生産を継続してほしい」「こんなことをしていると、従業員はまったくやる気をなくす」など、不安と怒りの声が上がっています。

　私の質問に、三洋電機側は、「企業には社会的責任がある」「人を削減して収益を上げることは毛頭考えていない」と答えました。ならば、三洋電機発祥の地であり、アクアなどヒット商品を生み出した滋賀工場の生産を残すべきです。雇用と地域経済に重大な打撃を与える大企業の身勝手なリストラをゆるさないために、この問題に引き続きとりくみたいと思います。(詳しい報告はまたあとで…）