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臨時国会開会 安倍新政権と対決する決意

2006年09月26日

 みなさん、昨夜の「ビートたけしのTVタックル」ご覧になりました?政治家同士の討論のあと、番組の最後に、ビートたけしさんが「オイラ、日本は自民党と共産党(の対決)だと思うな。だっていちばん違うんだもん」と言ってました。さすがスルドイ。

 「二大政党」といわれる自民と民主の間には、政治の基本問題で大きな違いはありません。憲法改定でも、消費税増税でも、規制緩和でも、自民と民主のめざす方向は同じです。たけしさんがいうとおり、自民党と日本共産党の対決こそ、日本の政治の真の対決軸です。

photo さっそく早朝宣伝でビートたけしさんの発言を紹介。日本共産党が自民党と「いちばん違う」点は、@「過去の戦争は正しかった」という「靖国史観」を許さず、アジアとの信頼と友好をひらく、A「アメリカいいなり」から抜け出し、憲法9条を生かした平和外交に転換する、B「大企業中心」をあらため、若者を”使い捨て”にしない「ルールある経済社会」をつくることです、と訴えました。

 通勤通学途上の急ぎ足の人が何人か立ち止まって聞いてくれました。やはり、有権者は、自民党政治のどこがまずいのか、どう変えればいいのか(これこそ日本共産党の綱領であり日本改革の方針です)を知りたがっているようです。(写真は、阪急茨木市駅前で、衆院大阪9区補選予定候補で弁護士の藤木くにあきさん、茨木市議の岩本守さんと)

photo ところで、きょうは臨時国会の開会日(会期は12月15日まで)。午後には、衆参両院で安倍晋三氏が内閣総理大臣に指名され、組閣が行われます。それに合わせて、大阪の民主団体共催による「昼休み集会&デモ」が中之島公園女神像前からスタート。私も党大阪府委員会での会議を中座して駆けつけ、安倍新政権と対決する日本共産党の決意を表明しました。

@ 安倍氏の歴史認識の問題です。小泉首相の靖国参拝そのものは重大な問題ですが、それでも小泉首相自身は「靖国と自分の歴史認識は違う」といわざるを得ませんでした。ところが、安倍氏の場合は「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」事務局長として、「靖国史観」と同じ立場で植民地支配と侵略戦争を美化してきました。総裁選では「個々の歴史等の分析等については、本来歴史家に任せるべき」などと発言しています。この安倍氏の歴史認識を正面からただすことは日本共産党の重要な責務です。戦争を推進してきた過去を持つ他党にはできないことですから。

A 教育基本法改悪の問題です。安倍氏は、全国学力テストとともに、「学校監察官制度」や「教育バウチャー制度」の導入を提唱しています。これらはいずれも、教育に対するむき出しの国家統制をつよめるものであり、学校間競争と序列主義を激化させる政策にほかなりません。ここに教育基本法改悪の狙いがはっきり示されています。安倍氏は臨時国会の最重要課題としてあげていますが、国会論戦と国民運動の高揚でなんとしても阻止したい。

B 憲法改悪の問題です。安倍氏は「5年後」の改憲を主張していますが、それ以前にも、集団的自衛権を行使できるように、憲法解釈をかえようとしています。アメリカの要請にもとづいて、海外でともに戦争できるようにするのを”5年後まで待てない”ということです。安倍氏が、解釈改憲と明文改憲の二重の構えで臨もうとしていることを暴露していかねばなりません。

C くらしの問題です。安倍氏が最大の”売り”にしている「再チャレンジ」構想を正面から批判することが必要です。いま国民の間で問題になっているのは、働いても働いてもまともなくらしが成り立たないという「ワーキングプア」の問題であり、お年寄りへの住民税などの負担増です。安倍氏の「再チャレンジ」はこうした問題には手をつけず、”自己責任で解決しろ”というに等しい暴論です。消費税増前問題も、安倍氏は「来秋以降の課題」などと述べていますが、来年夏の参院選の重大な争点にする構えで向かいたいと思います。

 デモを終え、大阪府委員会の事務所に戻り、志位委員長の「韓国・パキスタン訪問報告会」(25日、党本部)をビデオで視聴。うーん、世界と響きあう日本共産党の歴史と綱領路線に、そして、国民自身のたたかいで自由と民主主義を前進させてきた両国の実情に、深いところから感動させられました。

 「真の外交というのは、相手のことを理解する立場に立つこと。一気にすべてを理解することはできないが、理解しようとする姿勢が伝われば、相手もこちらを理解しようとしてくれる」という志位さんの言葉がとても印象的でした。 

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