午前、大阪業者後援会の学習・交流集会で｢いま起こっている情勢の変化と、日本共産党の値打ち、役割｣と題して１時間の講演(講演レジュメを最下段に掲載しています）。１２年に一度、参院選挙といっせい地方選挙が同時にたたかわれる来年に向けて、業者後援会のたたかう構えをつくろうと、５１の単位後援会から２３１人が集まりました。
後援会は｢応援団」。ある意味で気楽に｢なんで共産党がいいのか｣を自分なりに話すこと。すじみち立てて話すことができれば一番いいが、｢理屈抜きにタイガースが好き｣という人もいるのだから、自分の体験や印象から”フィーリング”で共産党や候補者の話を大いにしよう――よく練られた基調報告にもとづいて、午後から分散会で交流するとのこと。心強いかぎりです。（写真は、大阪業者後援会・三井会長と）
午後、住吉区へ。３カ所の街頭演説、２カ所の演説会を組んでくれ、あわせて二百数十人の方に直接お話を聞いていただきました。ありがたいことです。９期３６年の大ベテラン・関根信次大阪市議、関根さんの議席を受け継ぐべく奮闘中の若き井上ひろし市会予定候補、そして今日がデビューとなる業者婦人の代表・ちばあつこ府会予定候補とともにマイクを握りました。
”大阪のおばちゃん”を自認するちばさんの特技は井戸端会議にすぐ首を突っ込むこと。先日も、”湯沸かし器の元栓をすぐ閉める夫”の話で盛り上がったそうです。妻がシャワーで頭を洗っていると急に湯沸かし器のお湯が水に変わリ、｢つめたぁー」「あ、使ってたんか。ごめん、ごめん」「もう、なんでもかんでも閉めんといて。うっとうしい」と、髪を濡らしたまま夫婦喧嘩になったとか。大笑いしたあと、「うちも…」「うちも…」と各家庭の節約話に花が咲いたそうです。
ちばさんは言います。｢大阪府もよう節約してますよ。私学助成を削減したり、中小企業への融資を縮小したり、府の職員を削ったり…｣。うまい！参加者を笑わせながら、大型開発と同和のムダを温存し、府民むけサービスを｢節約｣する大阪府政を上手に批判しました。堂々のデビューです。やはり、”大阪のおばちゃん”の底力は計り知れません。
最後の宣伝場所、地下鉄あびこ駅北口には、たくさんの人が集まってくれました。みんなで記念写真。
青年たちは「１０・１大阪青年雇用大集会」の宣伝もかねて早くから待ってくれていました。ありがとう！
いま起こっている情勢の変化と、日本共産党の値打ち、役割
２００６年９月１０日 日本共産党・参院比例代表候補 山下よしき
はじめに
■ いま、日本共産党への関心、期待が高まっている
■ 背景に、「弱いものいじめ」「格差拡大」の国の政治への怒りと不安
・ 住民税、国保料の大幅値上げの通知――犯人は？
・ 一方で、ホリエモン、村上某が“濡れ手でアワ”のボロもうけ――背景になにが？
・ 野党の協力は大事だが…
・ 小泉政治に一貫して対決してきた日本共産党がのびてこそ審判になる！
■ 日本共産党は、自民党政治を大もとから変えるたしかな立場をもっている
①「あの戦争は正しかった」という「靖国史観」を許さない――アジアの人々と信頼と友好をひろげる
・ 「靖国史観」を斬る“２つの質問”
・ 志位さんの韓国訪問で見えてきたこと
②あまりにひどい「アメリカいいなり」からぬけだす――憲法をまもり、米軍基地強化にストップをかける
・ 米軍基地強化にたいして、自治体ぐるみ、住民ぐるみの運動が前進
・ 「海外で戦争する国」づくりにたいして、草の根でひろがる「九条の会」
・ 運動の発展に力をつくすとともに、大もとにある日米安保条約をなくすことをめざす党
③極端な「大企業中心主義」をあらためる――「ルールある経済社会」をつくり、「予算の主役は社会保障」にきりかえる
・ 大型店出店規制の強化、サラ金上限金利の引き下げ、「偽装請負」解消通達などの成果
・ 医療大改悪のひどい中身――いまこそ“命をまもる共同”を
・ 「財政が大変だから…」のごまかしを斬る
■選挙戦の焦点は日本共産党がのびるかどうか
・ 「参院選は新・旧自民党の対決になる」（小泉首相）というが…
・ 「比例を軸に」政党選択を前面にしてこそ、二大政党に割って入り、前進を切り開ける
・ 激動する情勢にふさわしい広い視野で、他党にない草の根の力を発揮して
以 上
