午前、大阪市中央区にあるカトリック玉造教会を訪ね、神父の西尾さんと懇談しました。旧制高校に入った年に終戦を迎えたという西尾神父。勤労動員で伊丹の軍需工場に通い、砲弾を造っていましたが、材料不足で仕事はほとんどなかったそうです。それでも”これでは戦争に負ける”と考えたことは一度もなく、”きっと神風が吹く”と思っていたといいます。
「教育の力は恐ろしい。憲法と教育基本法を変えたら、また戦争ができる国になります。戦争の事実を知ったら、二度とやってはいかんと誰でも思うはずだが…」と、いま現在の政治の危うさを心配されていました。(写真中央が、西尾神父。右が、党大阪中央地区の丸岡氏)
キリシタン大名・高山右近と細川ガラシャ夫人の像がある大聖堂。中を見学させていただきました。
お昼、辻公雄弁護士が主催する「9の日パレード」に参加。
各人が人目を引くいでたちで、中之島公園女神像前から心斎橋まで歩きました。沿道の人たちも、手を振ってくれたり、微笑を返してくれたり…。夏の日差しの中、時折吹く秋の風が心地よかった。
生協労連大阪府連の大会であいさつ。私も元生協労働者。最近は女性の職員が増え、配送業務も女性ドライバーがこなしています。「安全な運転と平和な日本を!」
中央区に戻り、中国共産党との理論交流の報告会(党大阪中央地区主催)。40人の参加者に1時間半ほどお話。質問も出されやはり中国への関心は高い。
地域の党支部の方といっしょに、中央区上汐(うえしお)地区の街並みウォッチング。歩いてみると、上汐には古い家屋がけっこう残っていることがわかります。
中央区はいま高層マンションの建設ラッシュ。上汐地区も例外ではありません。なにわの原風景と人情はなんとか残したい…
上汐で一番古い民家。白壁と格子の美しい、立派なお家です。
お家のご主人にお願いして中を見せていただきました。写真は屋根下の部分。