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本屋まで「自民VS民主」にちょっと待った! 午後、和歌山で「語る会」

2006年09月05日

 昨日(4日)、大阪駅構内にある本屋に入ると、壁一面に安倍晋三氏の著作と小沢一郎氏の著作が並べられ、「自民VS民主」の大きな看板が…。自民、民主の総裁選、代表選を前に、本屋の配置まで「二大政党の対決」を煽るものになっています。

 しかし、昨日、小泉首相が面白いことを言っています。参院選は「新旧自民党の対決」だというのです。国民新党の亀井静香代表代行が来年夏の参院選での民主党との協力を明言したことに関し、「民主党はすっかり昔の自民党になった。昔の自民党と新しい自民党の戦いになる。国民は古い昔の自民党を支持しないだろう」と。

 たしかに小沢一郎民主党代表は元自民党の豪腕幹事長。そこに綿貫民輔氏や亀井静氏がくっついたら「古い自民党」そのものかもしれません。しかし”ちょっと待った”といいたい。民主党が「古い自民党」という見方に異論はありませんが、来年の参院選が「新旧自民党の対決」になるという見方には異議ありです。

 だって自民と民主の間には「対決点」などないではありませんか。小泉首相の後継の最有力候補、安倍晋三氏の総裁選の第一の公約は、憲法改定を政治日程に乗せること。片や民主党も、改憲の方向性は同じです。消費税増税、規制緩和にいたっては自民党以上に熱心なのが民主党です。

 改憲の先にあるのは、アメリカとともに”海外で戦争する国”。消費税増税、規制緩和の先にあるのは、財界の要求に沿った一層の”弱肉強食”社会。この国の行き先がそれでいいのかが大きく問われているときに、国のあり方の根本で「対決点」のない「二大政党」のどちらを選ぶかが、国政選挙の争点であってよいはずはありません。

 あまりにひどいアメリカ言いなりから抜け出して、憲法9条を守り生かす平和外交を!極端な大企業・財界中心主義をあらためて、国民の暮らしを守る”ルールある経済社会”を!――自民党政治をおおもとから転換するしっかりした方針を持つ「たしかな野党」、日本共産党と「新旧自民党」の対決こそ、国民にとって最も重要な対決点です。

photo きょうは、朝、大阪駅前で宮本たけし参院大阪選挙区予定候補、北山良三大阪市議(西淀川選出)と一緒に宣伝。通勤を急ぐ人たちに、日本共産党の労働・雇用政策を中心にお話しました。

photo 午後、和歌山市へ。奥村のり子県議予定候補、後みつる、南畑幸代両市議とともに、2カ所で「山下よしきと党を語る会」。平日の昼間にもかかわらず、それぞれ10人、20人もの方が集まってくださり、Q&Aも盛り上がりました。

photo 「共産党さんの集まりに初めて来ました」というシングルマザーの方からは、女性と子ども政策についてご質問をいただきました。私が生活保護の母子加算カットを批判するとすっかり意気投合。少子化の原因に若者の不安定雇用があることにも大きく共感してくださいました。うれしいことです。

 驚いたのは、「蟻の兵隊」と同じ中国山西省に駐屯していたというご年配の方(堀岡徹也元市議、84歳)がいらっしゃったこと。獣医官として軍馬の管理をしていたそうですが、敗戦時、中国国民党軍に軍馬を提供、移送する際に手伝わされた体験も語ってくれました。提供が人でなく馬だったことが運命を分けたといいます。

 というわけで大変盛り上がった「語る会」。これを機に日本共産党に入党してくださる方が生まれれば、さらにうれしいですね。
 

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