2006年09月03日
きょう告示の兵庫県高砂市議選の応援。日本共産党は1議席から2議席へと議席増に挑戦します。小松みきえ(現)、大塚よし子(新)の両女性候補とともに、「国保料を7年連続値上げする一方、海岸部の大企業には減税の大盤振る舞い。こんな逆立ちをただし、市民の暮らしを守る力を大きくしてください」と、10カ所でマイクを握りました。
「山下さん、ぜひ現場を見て行ってください」。小松みきえ候補に案内されたのは、JR曽根駅の南側。入り口がないために、線路に沿った水路脇を通り(右の写真で緑の草が生えた部分)、線路下をくぐって、北側の駅入り口に行く人が絶えないというのです。先日水路に落ちて怪我をした人が出たためフェンスが設けられましたが、それでもフェンスを越えていく人が大勢いるとのこと。余計危なくなった感じです。
なぜこんな狭くて危険なコースを通るのか?駅の南側から北側に抜けるには、ここから200mほど離れた場所にある陸橋を渡らなければならないからです。この陸橋がまた、自動車道の跨橋にくっつけてつくったものでやたらと高い。健脚でもヨイショがいるもので、高齢者やベビーカーのお母さんは泣く泣く昇り降りしているそうです。曽根駅の橋上駅にして南側にも入り口をつけるしか解決策はありません。 南側に建つ大規模な県営住宅前で、小松みきえ候補は訴えました。「何十年もこれを放置しておいて、なにが(臨海部の)みなとまち開発でしょうか!」。その通り。選挙が済んだらJRや関係自治体への申し入れなどしたいと思います。
「白衣に書いた寄せ書きには感激しました」と大塚よし子候補。大塚さんは、中学卒業後、看護師の道にすすんだ苦労人。寝たきりのお年寄りをほっとけなくて、訪問看護の制度化に道を開いた人でもあります。民医連の看護師仲間から、白衣いっぱいに書かれた必勝のメッセージが届きました。
「命に格差をつける政治は許せません。議会に出て市民の命を守りたい」。大塚よし子さんの思いが伝わる演説でした。ぜひともお二人そろって当選を!そして、命とくらしを守る議案提案権の獲得を!