29、30日と兵庫県但馬地方の医師不足問題の調査にとりくみました。6月に但馬入りした際、公立八鹿病院、公立和田山病院を訪ねましたが、但馬にある9つの公立病院を全部回ろうと、今回は、村岡病院、香住病院、浜坂病院、豊岡病院、日高病院、出石病院を訪問しました(梁瀬病院だけ行けませんでした)。
これだけ回ると、医師不足の窮状とともに、打開のための抜本対策と緊急要求が見えてきます。現状は、医師とスタッフの使命感に支えられた献身的な勤務によって地域医療がかろうじて維持されているのが実態。しかし、肉体的精神的にいつまで持つかわかりません。そもそも日本は人口当たりの医師数がフランス、ドイツの6割しかなく、抜本的な医師の増員が必要です。それまでの間どのようにしのぐか?懇談では、県が医師のプール制をつくることなど、具体的現実的な提案もいろいろ出されました。
よく練った政策をつくり、但馬の医療関係者、自治体などとも連携して、国や県に働きかけたいと思います。世界第二の経済大国で、都市と地方で”命の重さ”に格差があっては断じてなりませんから。
調査には、こくた恵二衆院議員も駆けつけ、自治体首長と精力的に懇談。堀内照文参院兵庫選挙区予定候補、練木恵子兵庫県議、大沢たつみ前参院議員、そして但馬の各自治体の党議員が多数参加してくれました。お世話になりました。
各病院の実態などはまたあとで…