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よしきからあなたへ

和歌山県御坊市で「党を語るつどい」 100人の参加で5人が入党!!

2006年08月04日

 3日、4日と泊りがけで和歌山県の御坊市を中心とする日高郡に入りました。とっても充実した活動ができ、御坊市会議員の楠本文郎さん、田端範子さんはじめ地元の皆さんには感謝、感謝です。

photo 御坊市には、これまで選挙時の演説会などで何度か来ていますが、一泊したのは初めて。御坊市、日高町、美浜町と日高郡をじっくり見ることがができました。いいところですね。アワビや伊勢エビまで獲れる豊かな海と美しい山の緑。そして、これらの自然、環境を住民運動で守ってきた歴史があります。(写真は、御坊市の漁港。沖合いの埋立地に関電御坊発電所が見える)

photo 日高町では原発建設計画をストップさせました。御坊市では火力発電所のばい煙を抑え、第二発電所建設を断念させ、いま使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設に反対する運動が広がっています。美浜町では煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)の美しい海岸で自衛隊が水際地雷の敷設訓練を行うことを食い止めています。こうしたたたかいを知ると、すばらしい眺めの価値をより深く感じることができます。(写真は、美浜町の煙樹ヶ浜。私の後方で自衛隊の地雷埋設訓練がやられようとしている。奥にかすんで見えるのが日御碕)

photo さて、今回のメイン企画は、3日夜の「山下よしきと日本共産党を語る会」。演壇を低くし、椅子を半円状に並べるなど、ざっくばらんに語り合える雰囲気の会場設営がされ、つどい成功への構えが伝わってきました。平日の夜なのに参加者は100人も。私は、@おばあちゃんの二つの教え、A弱肉強食、格差拡大の自民党政治に来年の選挙で審判を、B日本共産党の日本改革の方針、B困った人をほっとかない、あったかい人間のネットワークにあなたも、のながれで約40分お話。皆さん、うなづいたり笑ったり熱心に聞いてくださいました。

photo Q&Aタイムでは、「国の財政が赤字だからと消費税を10%にしようとしているが、いったい私たちが納めた税金は何に使われているのか!?」「中国はいまどんな状況にあるのか?」「北朝鮮のミサイル発射問題での日本共産党の立場は?」「共産党に入らなくても応援はする、という人にどう言ったらいい?」の質問が出されました。いずれもいいご質問です。とくに最後の質問は今回の企画の核心に触れるもの。私は、「つるし柿のきずな」(2004年11月15日「よしきからあなたへ」をご覧ください)の話も紹介しながら、「いまのままでいいんです。入ってくれることが人助けのネットワークをつよくすることになります」と結びました。

 うれしいですね〜。その場で23歳の青年など3人が、翌4日午前、参加者へのお礼と入党のお誘いを兼ねた訪問で2人が、入党申込書にサインしてくれました。やった〜!!

photo 日高郡での活動の全体を、写真でご紹介します。

 まず、御坊市漁業協同組合の松村徳夫組合長と懇談。御坊の漁業の現状と課題についてお話をうかがいました。二艘の船で網を操り海中の魚を捕まえる「巻網漁法」が水揚げの半分を占め、アジ、サバなどが豊富だそう。原油の高騰、輸入魚の増加による魚価の低迷が打撃となっているとのことでした。楠本、田端両御坊市議も同行してくれました。

photo 漁協の隣に造成された国の重要港湾・日高港。完成したものの企業は2社しか来ず、代わってここに「エネルギーパーク」がつくられるそうです。莫大な税金のムダづかいです。

photo 御坊郵便局を訪ね橋本丈美局長と懇談。日高郡では9月から集配業務が廃止になる特定郵便局が3ヶ所あります。御坊郵便局は、そこの集配業務をカバーする統括センター。3局の集配担当職員(28人にもなる!)の机と椅子は御坊郵便局に移動することになるそうです。郵政民営化法案審議の際の「サービスの低下はしない」との政府答弁が本当に守られるか、チェックが必要です。

photo 自宅を開放して、近所のお年寄りのふれあいを深める「日高むつみの家」を主催されている岩橋光江さんを訪問。10人ほどのお年寄りがアコーディオンに合わせて歌をうたっていました。「むつみの家」は和歌山高齢者生活協同組合の事業所として介護保険のデイサービスにとりくんでいます。介護保険法の改悪で、4月から利用料が上がり、毎日来てた方が「要支援1、2」になると週1回しか来れなくなった現状も訴えられました。

photo 同じく日高町にある障害者授産所「パン工房サンフルひだか」を訪問。出口和雄理事長、中橋彦也施設長と懇談しました。とっても明るいパン工房でした。が、障害者自立支援法の実施で、施設経営が大変になっていること、利用者の自己負担が跳ね上がったことが怒りを込めて告発されました。日高町議の西岡佳奈子さんが同行してくれました。

photo 美浜町の自然を守る運動を続けている中西敏、ますみご夫妻を訪問。煙樹ヶ浜での自衛隊よる水際地雷敷設訓練問題についてレクチャーを受けました。自家栽培のスイカと地域の仲間がつくった「釜焚き自然塩」をご馳走になりました。この塩の旨みは驚きでした。「これでおにぎりを握ったらすごくおいしい」とのこと。販売もされているので皆さんもぜひどうぞ。

photo 御坊市本町商店街の皆さんと懇談。急なお願いにもかかわらず、木下修一振興組合理事長、溝端繁一前理事長ら10人もの方が集まってくださいました。私から、大型店の出店規制問題、高齢化社会にとって商店街は地域共有の財産であることなどをお話。商店街の皆さんからは、この間の努力と行政への要望が出されました。楠本、田端両市議も参加してくれました。

 ところで、3日夜の懇親会では、御坊でとれた海の幸をたっぷりご馳走になったことも報告しておかなければなりません。じつは、「語るつどい」の中で、「御坊の美しい海では、アワビや伊勢エビまで獲れると聞きました。とっても楽しみにしています」なんて思わず言ってしまったのです。そこまで言われたら、食べずに帰すわけにはいかん、ということになってしまいました。申し訳ありません。取れ取れのアワビや鮎の塩焼きなど、とても写真でお見せするわけにはいかない(小泉政治以上に怨恨の対象になりかねませんから…)豪華ラインナップに、御坊の自然の豊かさと人々の心意気を堪能したのでした。

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