一日奈良で活動。きょうのキーワードは”合いの手”でした。
午前中、奈良民主商工会の定期総会に招かれ、「ゆきづまった自民党政治とひろがる社会的反撃――民商運動の出番の情勢」と題して1時間の講演。70人の参加者が熱心に聴いてくれとっても話しやすかった。とくにお一人格別に熱心な方がいて、私の話に「へーそーか」「いやこうちがうか」としょっちゅう合いの手を入れてくれるものですから、私もノリノリで講演できました。終了後、「きょうは久しぶりに全部賛成できる話を聞いた。私みたいに共産党員でないものでも賛成できる。ぜひとも山下さんみたいな人が共産党からたくさん出てほしい。がんばってや」と、興奮気味に語ってくれた”合いの手おじさん”。場を盛り上げてくれてありがとうございました。
午後は、広陵町で「山下よしきと語る会」。党中南和地区委員会の青木委員長の司会で、今井光子県議とともに、政治の流れの変化、日本共産党の日本改革の方針を語りました。ここでも”合いの手おばあさん”が登場。私が、住民税、国民保険料が突然大幅値上げされたことを話すと、すかさず「年金は下がってるのになあ…」とつぶやき、医療改悪でさらにお年寄りの負担が増えることを話すと、「ええっ、そんなん食べていかれへん」と声をあげてくれるのです。つられて他の参加者の方も「そうそう」。抜群のムードメーカーでした。
聞くと「私の年金は月5万6千円。そこから月6000円とか8000円とか勝手に天引きされてる。老後は楽しい人生が送れると思っていたのに苦しい思いばっかり。天引きをやめるようがんばってください」とのこと。それが口火となって、共産党の議席を増やすこと、困っている人をほっとかないで助け合うことが大事だという話になり、その場でお二人の方が共産党に入ってくださいました。すごい!
夜は、大和郡山市で七夕子どもまつり。主催は、来春の市議予定候補でもある上田けんじさん一家と党北和地区青年後援会。毎年この時期に、上田さんの宅の庭先に近所の子どもたち、お父さんお母さんたちを招いて手作りの七夕まつりを楽しんでいるとのことでした。
県議予定候補の宮本次郎さんも加わり3人そろって子どもたちにごあいさつ。私が「戦争って知ってる?」と聞くと、子どもたちはいっせいに「知ってる」。「じゃ、戦争きらいな子、手上げて」に、全員「はーい」。うれしいですね。「そうやなあ。おっちゃんは戦争でいちばん悲しい思いをするのは子どもたちやと思う。お父さんやお母さんが死んでしまったり、学校や保育所が壊れてしまったりするからなー」と語りかけると、ここでも”合いの手”上手な子どもが現れました。
「そうそう。僕のおばあちゃんも子どもの頃戦争で死にそうになったってゆうてたもん」と話し出し、「おっちゃん、戦争せん人になってや。戦争する人をやっつけてや」とエールまで送ってくれました。これは選挙で負けられませんね。
というわけで、子どもからお年寄りまで”合いの手上手”の多い奈良の皆さんとの1日の交流でした。
午後少し時間があったので、世界最古の木造建築でもある法隆寺を見学しました。
法隆寺南大門前に立つ私。
金堂と五重塔。
金堂と五重塔をぐるりと囲む回廊のエンタシスの柱。
夢殿。
1400年前の飛鳥時代、聖徳太子が建立したとされる法隆寺。古都奈良のすごさを感じたひとときでした。