午前中、党大阪府委員会で会議。東大阪市長選挙の結果は多くの人を励ましたようで、全国から感謝の電話があったとのこと。「『赤旗』の報道だけでは信じられず、一般紙をみて初めてほんまに長尾さんが市長に返り咲いたんやと思った」などの声も少なくなかったようです。この勝利をみんなの確信にして、これからの活動に元気よくとりくみたいですね。

　午後は、党阪南地区委員会の議員団の皆さんと大阪府交渉。昨日から2日がかりで、約100項目の地域要望をひとつひとつ府の担当者に説明し回答を受けています。きょうの午後は主に建設関係の要望。「府道○○線の歩道が狭くて段差があり、車椅子の方が車道を通っている。改善を」「○○河川に土砂が堆積し洪水が心配。浚渫を」など、どれも地域に密着した具体的な要望です。

　阪南地区の党議員団は、これを毎年継続しているのです。すぐにできなくとも何年かかかって実現するものもたくさんあります。交渉に同席させていただくと、いかに日本共産党の地方議員が、地域住民の生活実態やまちの状況をきめ細かくつかんでいるか、苦難や不安を解消するためにねばりづよく努力しているか、よくわかります。まさに”地域の宝”です。来年のいっせい地方選挙で、この”宝”を増やすために私もがんばりたいと思います。

　大阪府との交渉が効率よくすすみ、予定より早く終わったので、大阪城のお堀端をちょっとだけ散歩。石垣とお堀の水がきれいだったのでパチリ。

　ついでに、すぐ近くにある大阪国際平和センター「ピースおおさか」に立ち寄ってみました。前々からいちど見学しなくてはと思っていた場所です。ようやく来ることができました。

　展示室を歩くと、まず、大阪空襲と人々の生活という被害の面が、次いで、アジアへの植民地支配と侵略という加害の面が、貴重な資料や映像でリアルに伝わってきます。これはいい！ぜひ2時間くらいかけてじっくり観ることをお勧めします。できれば子どもを連れて来たいですね。（写真は、大阪空襲で投下された1ｔ爆弾。「ピースおおさか」は、JR環状線・地下鉄森之宮駅下車、西へ徒歩400m）