やりました!東大阪市長選挙で日本共産党員の長尾淳三さんが見事に市長に返り咲きました。たったいま、勝利に沸き立つ長尾事務所から自宅に戻ってきたところです(AM0:20)。
初めから、なにかが起こりそうな予感はありました。告示日(6月25日)の出発式で、私は、「めちゃめちゃええタイミングでの選挙です。いま、住民税と国民健康保険料が何倍にも値上げされる通知書が各家庭に届き、国民のなかで小泉自民・公明政治への怒りがパンパンにふくらんでいます。こんなときだからこそ、せめて身近な東大阪市政が、市民のくらしを守るあったかい市政であってほしい、というのが市民みんなの願いではないでしょうか?4年前とは情勢がまったく違います。ぜひ勝ちましょう!」と呼びかけました。街頭での反応などから、国民の政治意識の急速な変化を、私自身の肌で感じていたからこそ言えたことです。
当確が打たれ、事務所に現れた新市長の長尾さんも、つめかけた報道陣に勝因を問われ、「街頭から市民に『くらしが大変でしょう?』と問いかけました。年配の方がカバンから薬を取り出して、それを私に見せながら、『この薬代が大変なんです』と訴える場面もありました。長い政治家活動のなかでこんなことは初めてでした」と振り返っていました。
この変化は、決して東大阪だけのものではないと思います。弱肉強食、格差拡大の小泉政治の5年間の体験が、国民を大規模に目覚めさせつつあるのだと思います。来年のいっせい地方選挙、参院選挙がいよいよ楽しみになってきました。
東大阪の皆さん、本当にすばらしい結果をありがとうございました。そして全国の皆さん、新しい政治の地殻変動を起こすために、ともにがんばりましょう!