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京橋駅頭宣伝で驚くような反応 学者研究者の後援会で日中理論交流の報告

2006年06月20日

 先月に続き、夕方、京橋駅頭で宣伝。やはり、人々の政治に対する不満、関心が高まっているのでしょう。ちょっと驚くような反応でした。

photo マイクを握る前、後援会の皆さんといっしょに宣伝の準備をしている段階から、通りがかりの女性につかまりました。「なんで国民健康保険料はこんなに高いの!?政治家は一体どう考えてるの!?」といきなり私に怒りをぶつける女性。今月に入り国保料の決定通知が各世帯に届いていますが、大阪市では算定方式の変更もあり、低所得層を中心に大幅な値上げとなっています。それが引き金となって、政治への不満が一気に爆発している感じです。

 女性は、「庶民にはいろいろ値上げしておいて、政治家はさんざんムダづかいしてるじゃない!」と続け、関西空港に2本目の滑走路を作りながら神戸にも空港をつくるムダ、ほとんど使われない高速道路のムダ、そして米軍基地強化に3兆円も出すムダを次々列挙。「なんでこんな税金のムダづかいばかりするの?やっぱりゼネコンさん?」と自分の問いに自分で回答。私はただ「おっしゃるとおり」と相槌を打つだけでした。

 「共産党さんは国政では力が少ないでしょ。ほかの党でいっしょに組めるところはないの?」に、「残念ながら、民主党さんも自民党と同じ方向を向いています」と語ると、「そうねえ。小沢さんなんていっしょだものねえ…」と合点の様子。「すいません、もう私のしゃべる番ですから…」と話を区切ると、女性は「共産党さんほんとにがんばってよ。応援するから」と去っていきました。

photo というわけで、宗教者後援会の鈴木呑海さんからあわててマイクを受け取り演説開始。学校帰りの高校生など若者も多かったので、青年の雇用問題にテーマをしぼることに。「若いみなさん、就職できてますか?仕事はありますか?」と問いかけ、若者の就職難や非正規化がすすんでいること、これは若者の意欲や能力の問題ではなく、大企業のリストラ戦略とそれを応援する政治に責任があることを訴えました。

 するとどうでしょう。演説を始めたとたん、通行する人々が注目し、「自分もフリーターだ」とサインを送ってくる若者、足を止めて聞き入る大人など、たちまち人垣が…。ヨーロッパのように、時短による雇用の創出や、正社員と非正社員の差別を禁止するルールをつくるために、日本共産党はがんばりますと、15分の演説を締めくくると、足を止めてくれた人々から自然と拍手が起こりました。

 宮本たけし参院大阪選挙区予定候補にマイクを渡し、そうした方々に御礼と握手。次の会場に向かおうとすると、こんどは別の女性に呼び止められました。「年金のことも頼むわよ!」。どうやら私が青年の雇用問題しかいわなかったのがご不満の様子。「わかりました。年金問題も大事ですものね」と答えましたが、わずか30分足らずの間に、これほどの反応が連続するとは!!!まさに、国民生活のあらゆる分野で、いまの政治に対する不満と不安がパンパンにふくらみ、言いたいことが山ほどあるということが、よくわかりました。

 格差を拡げながら「悪いとは思わない」と言い放つ自民党政治、その自民党と同じ土俵の上で悪政を競い合い、国民の利益よりも「政権交代」を上におく民主党。いま、こうした”二大政党制の本質”が明らかになりつつあると思います。待ったなしに、日本共産党の出番です。どんどん国民の中に飛び込み、対話と共同を拡げたいと思います。

photo きょうは、朝、天満橋で宣伝。午前、党大阪府委員会で会議。午後、たっぷりたまった資料整理などデスクワーク。夜は、大阪の学者研究者の皆さんの日本共産党後援会で、中国共産党との理論交流の報告をさせていただきました。日本のマルクス主義哲学研究の第一人者でもある関西大学名誉教授の鰺坂真先生らを前に約50分間お話。「非常に興味深いお話をありがとうございました」との言葉とともに、「市場経済と社会主義の関係について」「中国におけるマルクス主義研究の到達点について」「天安門事件の評価について」など、突っ込んだご質問もいただきました。十分な答えができたかどうかわかりませんが、参考になれば幸いです。

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