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きょうから始まった滋賀県知事選挙の応援 夜は兵庫県丹波市で農業問題懇談会

2006年06月15日

photo きょうはなかなかハードでした。朝7時に自宅を出て滋賀県知事選挙の出発式へ。JR膳所駅前で、滋賀民主県政の会の知事候補・辻よしのりさん、会代表の川端俊英さん、笑工房の木藤なおゆきさん、日野町長の藤澤直広さんとともにマイクを握りました。雨のなか500人もの参加者があり意気高い出発式となりました。

 国の政治が弱いものいじめ、格差拡大の冷たい政治だからこそ、身近な滋賀県政があったかい政治でなければなりません。ところが、国松県政は、障害者自立支援法による負担増で施設に通うのをやめた障害者がでているというのに、重度心身障害児者への医療費助成や共同作業所への補助を削りました。

 リストラなど親の生活苦のために高校進学をあきらめる子どもたちがたくさんいるというのに、私立学校への授業料補助の基準をどんどん厳しくして、応援する高校生の数を6分の1にしてしまいました。これでは、冷たい国政から県民を守るどころか、県政がいっしょになって身ぐるみを剥ぐようなものです。

 その一方で、県民が望んでもいない新幹線栗東新駅(県民の多くは京都駅、米原駅で十分と考えている。仮に栗東新駅ができたとしても在来線のアクセスがなく不便)の建設に240億円も投入しよういうのですから、逆立ち政治も極まれりです。

photo では、こんな国松県政を変えることができるのは誰か?国政で国民いじめの冷たい政治を進めている自民・公明や、国松県政の与党に推薦を求めるような人では変えられません。自民党政治とキッパリ対決し、びわこ空港や栗東新駅建設に反対する住民運動の先頭に立ってきた辻よしのりさんでこそ、県政の流れは変わります。保守・無党派を含む広範な県民世論と日本共産党のスクラムで滋賀から新しい政治の流れを起こしましょう、と訴えました。

 午前中、会カーに乗り栗東市内4ヵ所で街頭宣伝。太田浩美栗東市議とともに、強い風雨に立ち向かいながらの演説でお腹はぺこぺこ。お昼、センターでいただいたカレーライスは激ウマでした!

 滋賀をあとに、JR新快速で兵庫県三田市へ。さらに三田市から大沢たつみ前参院議員の車で高速を1時間あまり走って丹波市へ。山間を抜けて着いた丹波地方は、黒豆や小豆の産地としても有名です。そこで堀内てるふみ参院兵庫選挙区予定候補と合流。夜、農民の皆さんと懇談しました。

 お話を聞かせてくれたのは、今年4月に誕生した東芦田営農組合の皆さん。歴代自民党農政のもとで、農業の担い手不足、高齢化がすすみ、多くの集落で農地の維持管理をどうするかが大きな問題となっています。東芦田では、集落の力を結集して農地を守ろうと努力されています。

photo そんな東芦田でも、これまで作物ごとに行ってきた価格政策をすべて廃止し、ごく一部の大規模農家だけを対象に助成金を出すという、政府の「農政改革」では、なかなか将来展望が開けません。「コメ作りの利益だけでは農業機械は買えない」「会社勤めをやめて年金だけになったら農業はしんどい」など次々とご苦労が語られました。

 世界では飢餓に苦しむ人々が数億人単位で存在するのに、世界でも最も生産性が高いとされる水田での耕作を農民が放棄しなければならないような農政が続くなら、それは世界に対する背信行為とも言えるでしょう。

 そうならないようにすることは、日本の政治、世界の政治の緊急課題です。

 きょうは自宅に戻るとすでに日付が変わっていました。

 

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