2006年04月29日
大阪・泉南市議補選(30日投票)、泉佐野市議選(5月7日告示、14日投票)の応援に入りました。合わせて12ヵ所で演説。「しんぶん赤旗」日刊紙の読者も2人増えました。
明日投票の泉南市では、とら谷テル子候補とともに街頭演説。国政問題とともに、泉南市政における日本共産党の役割――@国からの合併押し付けに反対し、市民とともに”ふるさと泉南”を守り抜いた、A「イオン道路」(54億円もかかる大型店へのアクセス道路)など税金のムダづかいを厳しくチェックし、一つ一つ削らせてきた(「イオン道路」予算はバッサリ削減)、B暮らし、福祉を守るために市民とともにねばりづよく運動し実現(国保税大幅値上げ凍結など)――を語りました。 ある府営住宅では、ベランダから次々ご婦人方が顔を出し、演説を最後まで聴いて、大きく手を振ってくれました。同行のなりた市議いわく「私の選挙のときより反応がいい」。とら谷さん、最後までがんばれ!
泉佐野市では、くぼ和恵市議とともに街頭演説。ここでは家庭ゴミの有料化問題が熱い焦点になりつつあります。「ゴミ袋一枚50円は高すぎる」「プラスチック類をわざわざ分別させながら、他のゴミと一緒に回収して燃やすとは市民を馬鹿にしている」など、4月からの試行に市民の怒りが噴き出しています。 面白いのは、昨年の3月議会で有料化に賛成した議員が言い訳を始めたこと。ある自民党現職議員は、あいさつ回りのなかで「ゴミの有料化は1年我慢してくれたら元に戻す」と言っているそうです。公明党のある現職議員は、「党は賛成したが、私は反対した」と言っているといいます。どちらもいい加減な言い訳ですが、そこまで追い詰められているということでしょう。これはチャンスです。日本共産党は、選挙後の6月議会で、有料化条例の廃止を提案すると公約しています。有料化に賛成した議員に審判下し、市民の大きな世論で、ゴミ有料化を撤回させましょう、と訴えました。 自転車に乗った中学生の男の子たち6人組が、宣伝カーの前で自転車を止め、私の話をウンウンうなづきながら聞いてくれました。演説が終わるといっせいに拍手。「言ってることわかった?」に「わかった。大人のやることはあかん」との返事。ひょっとすると、家ではゴミ分類やゴミ出しの係になっているのかも知れません。中学生にもわかる家庭ゴミ有料化の失政。まともな「大人」の代表を選んでただしたいですね。
◆きょうの風景◆ 泉南市岡田浦漁港
大阪の泉州地域は昔から漁業の盛んなところ。いまでも、アナゴ、シャコ、タコ、チヌなど沿海ものが豊富に獲れます。”どっこい生きてる大阪湾”なのです。