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「ベネズエラ代表団歓迎と交流のつどい」に参加 変革のうねりを肌で感じました

2006年03月25日

photo 「ベネズエラ代表団”歓迎と交流”のつどい」(日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会・近畿ブロック主催)に参加。ラテンアメリカで起こる”変革のうねり”を肌で感じることができました。

 ベネズエラでは、1998年のチャベス大統領就任以来、ブッシュ政権と提携した財界・軍部のクーデターなどを打ち破り、国民多数の参加による、公正で平等な社会の建設に挑戦しています。

 貧しい地域に医療・保険衛生を無料で供給する「バリオ・アデントロ(居住区の中へ)計画」(現在までに733の診療所が開設され、さらに2400が建設中。キューバから多数の医師が派遣されています)、大土地所有制と農業の改革、食糧増産、飢えをなくすための「サモーラ計画」、150万人いた非識字者を2年間でゼロにした「ロビンソン計画」(教育はすべての段階で無料)など、さまざまな社会計画がすすめられています。

 昨年1月、チャベス大統領は、世界有数の石油の富を公正に分配するだけでなく、生産のしくみの変革、社会主義の建設にむかう意向を表明しました。

photo 今回ベネズエラからやってきたのは、フェリーべ・フィゲロアさん(労働組合幹部)とジョニ・ニーニョさん(元中学校教師)のお二人。どちらもベネズエラ国際連帯委員会の活動家であり、ベネズエラ共産党の中央委員でもあります。

 ニーニョさんは、どうしてベネズエラで変革が起こったのか、ガソリン値上げなどIMF(国際通貨基金)の政策に抗議して自然発生的に立ち上がった国民に対し、ペレス政権が軍隊を出動して鎮圧、1万人の市民が虐殺された(カラカス虐殺 1989年)ことがきっかけだったと話してくれました。そして背景に、アメリカがラテン・アメリカ全体に新・自由主義政策を押し付けようとしていることがあると強調しました。

 フィゲロアさんは、ベネズエラ革命の発展方向について、資本主義に終止符を打つこと、アメリカ支配に対抗するラテン・アメリカの統合をめざしていることを話してくれました。また、社会主義への移行は、号令によってではなく、ひとつひとつの矛盾を解決しながら、妨害勢力とたたかいながらすすめられるものであり、同時に、資本主義の不平等をなくすには社会主義以外に道がないとも述べました。

 お二人の話を聞きながら、とてもナチュラルな社会主義だなと感じました。頭のなかや机の上で考えるのでなく、人々の暮らしの中にある諸矛盾を解決しながら、その延長として社会主義が位置づけられています。”平等な社会の実現に社会主義は必然”との考えがすごくフツーに思えました。

photo 学童保育の子どもたちによるけん玉演技、文楽の桐竹勘十郎さんによる実演など、日本とベネズエラとの文化交流もでき楽しかった。

photo つどい終了後、フィゲロアさんに「お話にとても感動しました。私たちの国でも国民が主人公となる変革の事業を私たちのやり方ですすめたいと思います」とお礼、「ぜひその道を実現してください」との言葉をいただき握手。それにしても、こういう大きな話に触れると、日本の政治が「偽メール問題」などに終始していることがなんともちっちゃく思えてきます。大きな政治めざしてがんばるぞー!(写真:フィゲロアさん、四ツ谷光子日本AALA副理事長と)

photo 夜、日本民主青年同盟北河内地区委員会再建記念レセプションに出席。1984年から5年間、私が青春時代のど真ん中を委員長としてたくさんの仲間とともに活動した民青北河内地区。後輩たちの熱い思いで再建されたことは何よりもうれしい!「一人ひとりを大切に」をスローガンに、多彩な活動を展開していることが聞けてとても頼もしく思いました。
 

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