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立場を超えた”命を守る共同”を! 兵庫で医療団体を訪問

2006年03月06日

 兵庫県で医療関係の団体を訪問。国会に提出されている医療改悪法案に反対する共同を広げることが目的です。堀内てるふみ参院兵庫選挙区予定候補、大沢たつみ前参院議員、浜本国会議員団兵庫県事務所長が同行してくれました。

 訪問したのは、兵庫県医師会、兵庫県歯科医師会、兵庫県薬剤師会、兵庫県看護協会、神戸市医師会、神戸市歯科医師会、中央区医師会と、神戸共同病院、東神戸病院、兵庫県保険医協会、兵庫民医労の11団体。先日発表された日本共産党のアピール「社会的連帯で医療大改悪をはね返そう――『保険証一枚』で、だれでも、どんな病気でも、安心して受けられる医療を」のポイントを説明し懇談させていただきました。

 どこでも共通して返ってきた言葉は「おっしゃるとおり」。とくに、国民に新たな負担を押し付けるとともに、保険の使えない医療を大幅に拡大する今回の医療制度の改悪案を許せば、「所得の格差」が「命の格差」に直結してしまうという点は、どなたも深刻な憂慮を表明されました。県医師会の原事務局長は「もうけではない。いかに国民に平等に医療を受けてもらうかです」とキッパリ。

 神戸市医師会では、昨年11月に作成した「患者負担増反対!だれもが安心して受けられる国民皆保険制度を守りましょう」と書かれたポスターをいただきました。歯科医師会、薬剤師会と連名で、署名運動への協力を呼びかけたもの。約1ヶ月間で、たくさんの署名を集めたといいます。

 私が、小泉内閣の医療大改悪の背景には、日本の財界とアメリカの保険会社・医療業界の強い要求があることを話すと、「じつは去年、中央区医師会が、アメリカ医療の実態を学ぶ講演会を行いました」とのこと。さっそく中央区医師会も訪問。訪問の主旨を話すと即座に、ハーバード大学医学部助教授だった李啓充先生の本を贈呈してくださいました。本のタイトルはズバリ『市場原理が医療を滅ぼす――アメリカの失敗』。目次を見るだけでも「株式会社病院の『犯罪』」「無保険者残酷物語」など、反面教師としてのアメリカ医療の実例を紹介しながら、「銭勘定でない」日本の医療制度改革の方向性が述べられていることがわかります。

 まさに小泉内閣の医療大改悪とは対極をなす方向を、神戸市中央区医師会として学習・啓蒙されていることに大変感銘を受け、心強く思いました。先方から「お互いにがんばりましょう」との言葉も頂戴しました。すばらしい!立場を超えた”命を守る共同”を大いに広げたいですね。

photo 夕刻訪ねた東神戸病院の待合室。ここが阪神・淡路大震災のとき、長いすがベッド代わりになり、救命救急活動の舞台になった場所かと、感慨深くたたずみました。その最前線で不眠不休の医療活動に当たった藤末衛医師は、鳥取大学の1年先輩で私をいまの道に導いてくださったお一人。党衆院候補としても奮闘していただいた方です。表敬訪問し激励をいただくとともに、医療情勢と現局面での運動のポイントもレクチャーしてくれ非常に参考になりました。ありがとうございました(写真は、左から堀内さん、藤末さん、私)。

 夜、中古家電販売中止問題で、「モトコー」こと「元町高架下商店街」を訪問。レトロな雰囲気の漂う場所で、中古家電を扱う店の方から意見を聞きました。

photo 大沢たつみさんから、いまが旬の「イカナゴの釘煮」をお土産にいただきました。二男(高1)も思わず「これウマイ!」とうなっていました。

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