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淡路島へ 新・洲本市議選の応援

2006年03月05日

photo 朝、大阪から高速バスに乗り、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。3月12日告示で行われる洲本市議選の応援です。2月に旧洲本市と旧五色町が合併して新・洲本市になったことにともなう選挙。日本共産党は定数22に4人の前議員を立ててたたかいます。

 バスを降りて党淡路地区委員会の事務所に直行。昼食をとりながら、地区委員長の高田さんより選挙戦の様相を詳しくレクチャーしてもらいました。

 旧洲本市の住民にとって最大の関心はごみ問題。洲本市はこれまで各家庭にごみ袋を無料で配布していました。ところが、先月合併したとたんに”10月からごみ袋は有料にします”との通知がされ、市民の驚きと怒りを呼んでいます。理由は”五色町が有料だから”というもの。「合併で住民負担を高い方に合わせるのはおかしい」「五色町も含めて無料を続けてほしい」という声が上がるのは当然です。10月から「ゴミ減量化」のための分別収集が始まることからしても、ごみ袋有料化はつじつまが合いません。

 一方、旧五色町の住民にとっていちばんの心配は、”子育てと福祉の町”として知られた五色町の住民サービスが後退するのではないかということ。これまで五色町は、待機児ゼロの保育・学童保育所、親同士が交流できる子育てセンター、小中学校での給食実施、子ども医療費の無料化などに力を入れ、出生率と人口を上昇させてきました(「しんぶん赤旗」日曜版のお正月号にも大きく紹介されています)。日本共産党の取り組んだ住民アンケートにも、20代30代の若いお母さんたちから「子どもを育てるなら五色町でと移り住んできたのにどうなるか心配です」という声がたくさん返っています。

photo 日本共産党は、旧洲本市議会で、カネボウ社宅跡地の買い取りなど無謀な開発に反対してきた唯一の党として、ゴミ袋有料化ストップ!無謀な開発をやめて五色町の子育て・福祉サービスを新・洲本市全体に広げよう!と攻勢的に訴えているとのことでした。

 私も宣伝カーに乗り、旧洲本市の片岡ただし、高田たかやす、木戸内よしおの各前市議ブロックで合計6回の街頭演説。漁港あり、中心市街地あり、農村ありと変化に富んだ宣伝場所でしたが、地域ごとの政策もしっかり練りあげられていて、とても気持ちよくマイクを握ることができました。足を止めてじっと聞いてくれるおじいさん、おばあさん、手を振ってくれる通行人、ドライバーなど反応は上々でした(写真は、木戸内よしお前議員と)。

photo 夕方の休憩タイムを利用して、一昨年10月の台風23号で氾濫した洲本川周辺を歩いてみました。災害発生翌日に現地入りして調査したときは、あたり一面泥の海。水につかって使えなくなった家財道具が路地に山のように積まれていたことを思い出します(写真は、いまだに河川改修工事中の洲本川)。

 当時、大量のコメ袋が水につかって途方に暮れていたコメ屋さんに飛び込みました。お店のおばあさんが出てきてくれて、私の名刺をみるなり言いました。「あのときはほんまにお世話になりました。他の議員さんに頼んでもなしのつぶてやったのに、高田(たかやす)さんがボランティアの人と一緒に来てくれて片づけてくれました。いまでも言うてるんです。あのとき共産党さんに助けてもらわんかったらどうなってたやろって」

 なるほど、あのときのボランティアによる救援活動が、いまでも党への強い信頼として生きているんだと感激しました。

 夜、旧五色町で小坂まさかず前町議の演説会に参加。毛利りん兵庫県議、えびす智彦南あわじ市議も応援弁士としてかけつけてくれました。私は国政問題を中心にお話。じつは小坂さんは大阪のある職場のご出身。私の最初の選挙の時は職場の幹部として必死で応援してくれました。演説会では「小坂さんのおかげで私は国会議員になれたようなもの。どうかこんどは小坂さんを市会議員にしてください」と、なんだか義理と人情のお願いになりましたが、集会所いっぱいの参加者の方からは温かい笑いと拍手をいただきました。

 多数激戦のなか、なんとしても4人全員の勝利を!と願いながら、豊かな自然と人情あふれる淡路島をあとにしました。

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