2006年02月23日
「いのち・くらし・平和を守ろう」をスローガンにとりくまれた西淀川区民集会&デモ行進に来賓として招かれ参加しました。
集会ではいくつかの団体から「怒りの告発」がされました。西淀病院の看護師は、行き倒れや医療保険のない世帯が増えていること、命を救うことが仕事の看護師が目の前で苦しんでいる人を救うことのできない悔しさ、そしてどんなケースでもあらゆる制度を駆使して治療を受けてもらっていることを訴えました。 高校の先生は、授業料の減免を受けている生徒が半分に上り、進級できなければ自衛隊に入れと親に言われている生徒もあるなど、親の経済的困難が子どもたちを苦しめていることを告発するとともに、「西淀川子育てネット」をつくって地域の親同士が交流していることを紹介しました。
「弱肉強食」「自己責任」を押し付ける政治のもとで、大人も子どもも未来の見えない閉塞感にとらわれています。そんな中で、困った人をほっとかないあったかい人間のネットワークの存在がどれほど貴重か、あらためて教えられました。 私は、このネットワークをもっと強くしよう!「所得の格差が命の格差」「カネの切れ目が命の切れ目」となる医療大改悪をはねかえそう!そして「弱肉強食」政治を根本から転換しよう!とあいさつ。たつみ正夫府政対策委員長、北山良三大阪市議とともに、夜の街をデモ行進しました。