奈良県であいさつ回り。午前中は豆田党奈良県書記長が、午後は山村さちほ党奈良県議団長が同行してくれました。寸暇を惜しんで車を走らせ、20団体を訪問することができました。
衆院比例候補もされた佐藤真理(まさみち)弁護士から「吉野ゴルフ場裁判」のたたかいを記録した本をいただいたり、奈労連の井ノ尾事務局長にパートの「雇い止め」解雇を跳ね返したたたかいを教えてもらうなど、奈良の運動の蓄積に触れることもできとてもよかった。
途中、近鉄奈良駅前で街頭演説。3人の奈良県議団、7人の奈良市議団が勢ぞろいしてくれたのには感激でした。医療大改悪に反対する民医連の宣伝隊ともエールを交換。(写真は、左から田中美智子、今井光子、山村さちほ各県議と。奈良の日本共産党県議団は3人全員女性なのです!)
奈良市長との懇談もセットしていただきました。昨年の市長選挙で、日本共産党は、税金未納問題で不信任され、辞任に追い込まれた元市長の返り咲きは絶対に許せないという市民の怒り、こんどこそ清潔・公正な市政をという市民の願いにこたえて、藤原昭氏を応援しました。藤原市長当選後は是々非々の立場で市政に臨んでいます。
藤原市長は大変気さくな方で、「市長の多忙さ」から「貧困と社会的格差の拡大」「奈良の高速道路」「平城京遷都1300年祭」「奈良の県民性」まで、話は大いに弾みました。立場の異なる問題でも、気持ちよく意見交換できました。とくに、「20年住んでも長いとはいえない」古都・奈良で、新旧住民が、ともにいい街をつくりたいと力をあわせていることは、奈良にとって明るい希望だと共鳴しあいました。沢田博党奈良県委員長、西本もりなお、山口ひろし両市議も同席。
「奈良新聞」社も訪問し小久保忠弘編集部長と懇談。アジア外交から地域経済、大型店の問題へとテンポよく話題が進みました。「当選したら奈良のこともよろしく」と小久保編集部長。もちろんですとも。でも「当選する前から」がんばりますから。(ナント、翌日の「奈良新聞」で私の訪問が写真入りの記事になっていました!)
◆きょうの名言◆ 「100人ほど待ってたけどいま帰った」
夕方の訪問になった葛城北民商でいただいた言葉。「まだか」「まだか」と矢の催促を受けながら事務所に駆け込むと、松川明一会長、佐藤みえこ事務局長はじめ10人近い方がわざわざ集まってくれていました。うれしいですね。
参院議員時代の6年間、商工委員として一貫して中小企業問題に取り組んできたこと、大型店出店の規制緩和が今国会で「見直し」されようとしていることなどミニトークに。「期待してるで」の声をいただきながら握手。別れ際、私からの「では、先に帰られた92人の方にもよろしくお伝えください」に一同爆笑でした。