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神戸電鉄の連続脱線事故で近畿運輸局に要望 夕方、天王寺での街頭宣伝に人垣が…

2006年02月14日

photo 神戸電鉄が短期間に連続して脱線事故を起こした問題で、日本共産党兵庫県委員会、神戸市会議員団の皆さんとともに、国土交通省近畿運輸局に要望書を提出し、意見交換を行いました。

 神戸電鉄は神戸と有馬温泉をむすぶ鉄道です。その神戸電鉄有馬口駅南側で、1月22日と2月4日の2回、電車が脱線する事故が起こりました。上下線でそれぞれ起きた脱線ですが、いずれもポイント(分岐器)のあるきついカーブを通過中に起こっています。国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、「複合的な要因」と見て原因を調査中です。

 深刻なのは、同じ場所でわずか2週間のあいだに同じような事故が連続して起こったこと。鉄道事業者の責任とともに、監督官庁である国土交通省の責任も問われる事態です。

 意見交換のなかで浮かび上がったのが、鉄道の安全に関する「規制緩和」でした。2001年までは、国が、たとえばレールや車輪の磨耗は「何ミリまで」などと、細かく「構造基準」を定めて、鉄道の安全に直接責任をもっていました。ところが「規制緩和」の流れのなかで、国ではなく、各鉄道事業主が「実施基準」を定める、国はそれを届出させて監視する、というやり方に変えられたのです。いわゆる「事前規制から、事後チェックへ」というやつです。

 107人もの命を奪ったJR福知山線事故といい、今回の神戸鉄道の事故といい、いつも事故の背景にあるのが「官から民へ」「規制緩和」の流れです。人の命はいくら「事後」にチェックされても元には戻りません。「安全こそ最大の使命」というモラルを崩す「規制緩和万能」路線に、そろそろストップをかけるべき時です。

 ところで、今回の意見交換で「規制緩和」という問題の根源に迫る糸口となったのが、堀内てるふみ参院兵庫選挙区予定候補の「神鉄の基準に照らしてというけれど、国の基準はないのですか?」の一言でした。この間、JR西日本との交渉などで何度かご一緒していますが、いつも切れ味鋭い質問をするので感心しています。30代の若さと知性をぜひ国会で発揮してほしいものです。

 きょうの要望、意見交換には、平松順子党兵庫県常任委員、だんの太一、森本真両神戸市議、井村弘子前兵庫県議、貫名(ぬきな)ゆうな北区県政対策委員長、金田峰生県国政事務所長(前県議)が同行してくれました。

 夕方、天王寺駅前で街頭宣伝。宮本たけし前参院議員(参院大阪選挙区予定候補)、いなもり豊大阪市議とともにマイクを握りました。

photo 驚きました。演説中に人垣ができるんです。やはり政治の潮目の変化でしょう。いまの政治、社会でいいのかを考え、打開の道を模索する人々が増えているのだと思います。宮本、山下で50分たっぷり日本共産党の日本改革の方針をお話しましたが、足を止め、手を振り、拍手をしてくれる人が次々と現れました。若い人も熱い反応なのがうれしい。いまの時期、街頭でまとまった演説をすることはとても大事ですね。

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