2006年02月04日
きょうはこの冬いちばんの冷え込み。朝、近所の道路にまかれた水が凍っていました。みなさんも転んだり、風邪を引いたりしないようご注意を! さて、きょうは生協労連大阪府連の春闘臨時大会でごあいさつ。ご存じの通り(でもないか?)、私も生協労働者出身(さわりは「原点・山下よしき」をご覧ください)。懐かしい仲間にも会えてうれしかったです。 それにしても今年の春闘は大事です。政治の舞台では、ライブドアショックなどを通じて、小泉「構造改革」による「格差拡大」が問題になっています。 小泉首相は、当初「格差はない」と否定していましたが、それが破綻するや、こんどは「格差は悪いこととは思っていない」と開き直っています。「成功者をねたむ、能力のある者の足を引っ張る風潮は厳に慎まないと、この社会の発展はない」とまで言ってのけました。 資本主義のもとでは、放置すれば社会的格差が拡大します。それを税制や社会保障制度など所得再分配機能によって「緩和」するのが、これまでの近代社会の歩みでした。小泉首相の言い分は、人類の多年にわたる知恵と努力の蓄積を否定し、むき出しの資本主義に逆戻りさせる議論です。 いま、資本主義を肯定する立場の方々からも、小泉「構造改革」路線とその結果に対する真剣な検討と批判が広がっています。格差を当然視する「ルールなき資本主義」から、人間らしく働き暮らせる「ルールある経済社会」へ、広範な人々と手を結んで反撃・転換ののろしを上げる春闘にしたいものです。
夜は東淀川区の「新春のつどい」。石川かんじ大阪市会議員、堀ちさ子府政対策委員長とともに参加しました。毎年、手作りの料理と出し物で盛り上がるのですが、今年も銭太鼓、バンド演奏、踊りに劇と楽しかった〜。とくにチンドン屋風のTさんのひょうきんぶりには会場も拍手喝采。「選挙での宣伝もぜひこれで」とお願いしておきました。でもこの人らと一緒やと候補者はかすむやろうなあ…。