2006年01月28日
「九条の会」事務局でもある渡辺治・一橋大学院教授の講演を聴きました(大阪憲法会議・共同センター主催)。渡辺治先生については、端正な顔立ちで冷静な理論派との印象をもっていたのですが、その話しぶりは大変熱く、休憩なしで2時間も憲法改悪反対の論を展開されました。 とくに感銘を受けたのは、”9条は解釈改憲でボロボロになっていない”とのメッセージ。「人殺しのための軍隊(自衛隊)をつくられたが、50年間ひとりも殺してない。9条があるために、世界でも珍しい”人を殺さない軍隊”になった」という表現は、解釈改憲の限界、海外での武力行使に対する「歯止め」としての9条の力を強烈に印象付けてくれます。 また、「すでに日本人の75%が戦争を知らない。『戦争体験を語る会』で伝えている。伝えなくても子どもたちまで戦争を体験している国がたくさんある中で、これはすばらしいこと」とのお話にもハッとさせられました。 700人の参加者で会場は大勢の立ち見が出るほど。国民の過半数を結集するために、本気でがんばり始めた人たちが広がっていることを感じました。
夜、羽曳野で党と後援会の「新春のつどい」。昨年おじゃましたときにも「手品」が披露されましたが、今年は「大マジックショー」にランクアップ!このテンポだと来年あたり「水中脱出」くらい見られるかも…?